2012年10月25日 晴れ

只見線 PENTAX67U+smc-PENTAX 67 165mm F2.8 E100VS 早戸〜会津宮下

 只見第一で撮影後は追っかけする気は無くゆっくり下山しロケハンしつつ会津川口へ向かい復活したターンテーブル(人力)を見物。さて返しはどこで撮ろうか。只見川の色は濁ってるしいつの間にか空の模様も怪しくなってきた。川を入れない俯瞰アングルにも向かってはみたが皆考えることは同じ、各所ゲバ林構築満員御礼で撮影不可。さてどうしよう。悩んだ末に紅葉が遅い沿線でも1番紅葉していた早戸俯瞰に行くことにした。線路際の草木の成長でそろそろ撮影NGと言われているこのアングルだがまだなんとかなりそうだったのでゲバを立てて天気が良くなることを祈り車の中で仮眠。アラームが鳴り目覚めるとさっきまでの曇り空はどこへ行ったんだと言いたくなるくらいの快晴。
意気揚々と機材をセッティング。フィルムは発色濃いめのE100VSを装填。木々の影のせいで切り位置は極狭。切り位置を集中、煙が出て面に日が当った瞬間にシャッターを切る。手ごたえバッチシ!その後は2発ほど追っかけをし撮りたいカットが撮れたので満足しそのままドラフト会議を聴きながら東北道を突っ走り帰宅。数日後現像から帰ってきたポジを見ると色付く木々に埋もれながら走るSLの姿が結像されていた。ちなみに「煙が出てなかったらSLがどこにいいるかパッと見てわからない」というのは言ってはいけない国家秘密である。


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