2012年10月25日 晴れ

只見線 EOS‐1Ds MarkV+EF70-200mmF2.8L IS II USM ISO160 会津桧原〜会津西方

 今年も紅葉の季節がやってくる。今年も何を撮ろうかなと頭の中で想像を膨らませニヤニヤしてしまう時期、ウヤ情誌を読むと2年ぶりに秋の只見にSLが帰ってくるという。去年は撮ろうと思っていたが残念ながら水害で運休となってしまったこの列車。しかし今年は会津川口までだが走るようだ。先月から土日休みがなくなり平日休みだけになってしまったので本運転は行けない。しかし個人的にはHMの掲出されないほうがSLらしさが出るから好き!ということで早速試運転の日程と天気を確認。前日まではぐずついていたが試運転最終日は天気が良さそうだ。ちょうど週休と重なるし出撃決定。家の車に機材一式を詰め込み早朝の東北道を北へ突っ走った。
 郡山まではバリ晴れ。これなら勝てる!!と思いながら磐越道に入るとさっきの晴れはどこへ行ったのか!?あれよあれよと車窓から磐梯山が見えないくらい曇ってしまい濃霧も出てきて一気に形勢逆転、敗北ムードが漂う。しかし昔の偉い人は言った「朝霧深きは晴れ」と。その言葉を信じて車を走らせ三島宿の駐車場に車を止め綺麗な遊歩道に整備(綺麗になっても登る辛さは変わらないが)された登山道をえっちらと登り定番の鉄塔の下にゲバを据えた。下を見下ろすと紅葉はまだ早いか…というレベル、おまけに復旧工事の影響で下流のダムは水門を解放しており水も少なめ。まぁ仕方ないかなぁと妥協しながら会津川口の方向を見てるとなんとことわざ通り晴れているではないか。いつの間にか霧も消えしばらくするとガッツリと晴れてきた。勝利を確信し67、EOS‐3、1DsVの3丁切りでSLを待つ。前走りのキハでアングルとピンを調整。しばらくして山間に汽笛が響いたかと思うと黒煙を噴きながら大舞台に待ちに待った主役が現れた。


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