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| 重単を撮った後は青浦の海側アングルを極めるべく再び青浦に足を運んだ。午後は天気が荒れるという予報はどこへ行ったのか。空には雲一つ無く荒れる気配すら感じられない。これなら絶対極まる。午前中に訪れたときと同じ所に車を停め、ジャングルの中の獣道を歩き幅1m程の断崖絶壁、とどめの松の林で血だらけ(松の葉が刺さって)になりやっとの思いで撮影地である岩場に躍り出た。予想通り文句のない海の青さで雲ひとつない。試合開始前からの勝利宣言である。岩場で竿を垂らす釣り師と同業者に交じり三脚を岩場に立てる。たまに波しぶきを浴びながら岩場で待っていると遠くから汽笛が聞こえた。レリーズを握り待つと鉄橋に赤いDDが躍り出た。背後の標識が列車に隠れた瞬間シャッターを切った。手ごたえ抜群完全勝利！勝利の余韻に酔いしれながら再びジャングルを抜け車に戻り追っかけは断念して夕陽のシルエットを求めてスサウタの鉄橋へ行くも道に迷い着いたのは列車が着いた後であった…。日本海に沈む夕日を寂しく眺めそのままその日はネカフェに一泊。翌日は本俣賀S字と青浦接近戦で撮るも天気が微妙で撃沈。まぁ7日にこれ以上に無い収穫を得ることができたしいいか！大満足のまま出雲までレンタカーを返し一畑ですこし遊んだ後やくもと新幹線を乗り継ぎ帰路に就いた。 |
