2013年1月22日

                                '13.1.21 石北本線 生田原〜金華 (Canon EOS-1Ds MarkV+EF70-200F2.8L IS U USM×1.4) 

 石北ラッセルを撮った後はそのままホテルへ直行。翌朝5時にホテルを出て今回の遠征の最大の目的である146kpを目指す。-15度の世界の中、車に荷物を詰め込み146kpの入口へ向かった。よく「冬場は釣り堀から歩く〜」と言われているが行ってみると145kpの踏切の300m手前まで除雪されていた。長い白樺の森の道を歩くのは勘弁、これはラッキーである。車を空いてる場所に止め前日に購入したスノーシューを装着。明るくなってから完全装備で146kpへ向けて雪中行軍開始。足跡の無い新雪の上を機材を担いで鼻毛を凍らせながらえっちらおっちらと1時間ほどやっと歩く。雪が靴の中に入り凍ってしまいかなり辛い思いをしたがやっとの思いで撮影地に到着。撮影地に到着した瞬間憧れの舞台に立てたことにしばし立ち尽くし感動、寒さも忘れる思いであった。列車の通過時刻を見つつセッティング。前走りの白坊主のオホーツクが通過。さぁまもなくやってくる。遠くからDD51の唸るエンジン音が聞こえてくるがなかなか音が近づいてこない。きっと奮闘しているのだろう。はやる気持ちを抑えつつ待つとファインダー内に唸りを上げながら2台のDD51がゆっくり飛び込んできた。
 極限の地で唸りを上げ全力で走るDD51のカッコよさに感動。常紋にハマる人が多い理由が分かった気がする。


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